3月15日(火)には、平成22年度の集大成として「みやざきの夕べ」を実施しました。
詳細は下記の動画をご覧ください。
※動画提供:JA宮崎経済連・テレビ宮崎 4/17・24放映「旬感!みやざき知っちょる農」より
【報告】
宮崎県にて昨年発症した口蹄疫によって、甚大なる被害を受けられた宮崎県を応援する活動として、弊社は「がんばろう宮崎!」と掲げ、1万名の送客キャンペーンを展開して参りました。
平成22年度の集大成として全国の皆さんが一同に介し、復興し活気ある宮崎をご覧いただくため『みやざきの夕べ』(3月15日)を企画し、先日無事終了することが出来ました。
東日本巨大地震の影響で実施の検討もされましたが、今回の主旨は宮崎を応援する企画であり、何とか実施に漕ぎ着け、結果として、参加された方々は、現在も復興へ向けてがんばっている宮崎県の方々と共に、甚大なる災害地の方々への哀悼の想いを持ちながら、改めて「食や健康・平和の有難さ」を感じる時間をお過ごしいただけました。
開会にあたり、東日本巨大地震の災害地の方々への弔意を示すため黙祷が捧げられた。 そして、一年間、口蹄疫・鳥インフルエンザ・新燃岳の噴火と度重なる災害を乗り越え、復興へ向けて取り組まれてこられた宮崎県に対して、当社が観光を通じて応援したいと取り組んできた想いを話されました。
日本古来から伝わる食文化のすばらしさを、日本全国巡って出会った各地の農家の方々との体験談を交えながら、次世代へ伝えることの重要性、そのためにも日本農業を守らなければいけないことを、身近な「食卓」をテーマにお話しいただきました。
浜さんは、「日本の食文化・農業を維持・発展させるためには、国が・誰かがやってくれると思ってはいけない、一人ひとりが何をしたらいいのかを、自ら考え行動しなければいけない。」と訴えられました。
参加者の大半が生産者でありましたが、真剣に浜さんの話に聞き入っていました。作り手としても、消費者が求めていることを考えるヒントになったと思います。
「がんばろう宮崎!キャンペーン」を計画した弊社、ならびにご参加者いただいた方々へ御礼の言葉を頂戴しました。
この災害を通じて、協同組合の理念である「助け合い」の大切さを身をもって感じ、現在は農商工が一丸となって復興に向けてがんばっているとの報告がありました。
そして、このたびの東日本の被災地へ対して、水などを中心とした物資を届ける準備が既に整っており、これからも出来うる限りの支援を行いたいとの意向も示されました。
乾杯は、JAらしく「宮崎平野の牛乳」にて乾杯をしました。
※宮崎県の推奨牛乳のPRも兼ねて利用(ドリンクバーでも提供しました)
JA宮崎経済連と宮崎県で組織する「みやざきブランド推進本部」より、宮崎を代表する食材(宮崎牛・ハマユウポーク・地頭鶏)、JA宮崎県女性組織協議会より推奨料理のレシピをご提供いただき、JAグループならではの地産地消の夕食を、参加者の方々にはご堪能いただきました。
メニューはこちら(クリックで拡大します)→
屋台コーナーで女性部推奨料理として振舞った『二度おいしい卵焼き』(家の光主催「料理コンテスト」受賞作品)をはじめ『しょうがきんぴら』と『竹の子寿司』の3品の食材の特徴や作り方のポイントなど、JA宮崎県女性組織協議会の横山会長と園田理事よりご紹介いただきました。
また、ご家庭でもお試しいただけるよう、レシピも準備し、参加者には大変好評でした。
この時期の宮崎を代表するフルーツとして、『日向夏』と『完熟金柑たまたま』の2品に関して特長や食べ方を、女性部の満森理事と経済連の職員であり野菜ソムリエでもある岩切さんのお二方よりご紹介いただきました。
宮崎市を代表する芸能となった「フラダンス」、伝統芸能である「ひょっとこ踊り」をご覧いただきました。
農協観光は、これからも宮崎の復興を応援するキャンペーンを継続するとともに、地域やJAの活動に貢献できる企画をどんどん展開していくことを固く誓いました。
そして、この企画の実施にあたり多大なるご協力を賜った宮崎県の関係各位ならびにご参加いただいたお客さまに対して、御礼を申し上げ、終演とさせていただきました。